R メモ(2)
分散・標準偏差を求める関数
var(), sd()
*不偏分散・不偏標準偏差を求めている。
標本分散・標本標準偏差(「母集団――」とも言う)を求めるには
var()の結果を (n-1) / n 倍する必要あり。
(標本標準偏差の場合はその結果の平方根をとる。)
余白の設定
- mai=c(0.85, 0.68, 0.68, 0.35) 余白の大きさをinch単位で指定。
- mar=c(5, 4, 4, 2) 余白の大きさを行の高さ(=mex)で指定。
- mex=1 余白を文字サイズで指定するときに使う文字の拡大率。
- omi=c(0, 0, 0.8, 0) 外周の大きさをinch単位で指定。
- oma=c(2, 0, 3, 0) 外周の大きさをmex単位で指定。
- omd=c(0, 1, 0, 1) 外周を除いた複数図表の両端位置を、ウィンドウ全体を
1×1の大きさとした単位で指定。順序は(x1, x2, y1, y2)。
作図領域の設定
- fig=c(0, 1, 0, 1) 作図領域(←本当?)のx軸・y軸方向の大きさを指定する。
単位はデバイス領域(←本当?)を1×1の大きさであるとしたときの各辺に対する比率。
順序は作図領域の左端、右端、下端、上端。
例えば、fig=c(0,0.5, 0, 0.5)とすれば普段プロットしている領域の左下に、
普段の1/4(=各辺が1/2の長さになる)サイズのプロットが描ける。
ラベルを描く位置
- mgp=c(3, 1, 0)
軸タイトル・軸ラベル(軸に書かれる数値)、軸線が描かれる位置を
枠からどれだけ外側にするかをmexで指定。
グラフィックスパラメータの一時保存と復帰
- oldpar <- par(no.readonly=TRUE) # パラメータの一括保存
# グラフィックスパラメータの変更を伴ういろいろな作業……。
par(oldpar) # これだけで元のパラメータに復帰できる。
文字をグラフ中に書く
- mtext(text, side=3, line=0, at=NA)
文字列textをside(1なら下側)に図形領域からline行だけ離して書く。
座標で指定したい場合はat=c(x,y)で指定。
デフォルトドライバに描いた図をpdfに保存
- pdf("filename")としたあとに、デフォルトドライバに対して行った操作と
全く同じ操作を繰り返す。→最後にdev.off()
*解像度の設定などにより微妙に位置が変わる。
(特に自分で解像度を設定すると大きく位置が変わる。) - dev.copy2pdf(file="filename")
今デフォルトドライバに表示されている図をpdf形式で保存する。